絵描きと建築家と子ども二人の一家に
ハスキー犬がやってきた。
グレイと名づけられた子犬は
家をかじり、庭を掘り返し、絵描きをたたき起こす。
犬ととともに風をおいかけ、
時を忘れた絵描きは即興詩人になった。
産経児童出版文化賞受賞作
挿絵にメロメロになってしまう本です。
愛犬グレイが家にやってきてから大人になるまで(1歳?2歳?)を
描いています。
エッセイなので、
書いています。
と言うべきなのに、やっぱり
描いています。
という言葉がぴったり。
グレイを愛している筆者の思いが伝わる優しい本です。
赤ちゃんなのにすっごくおっきくなって
ケージからはみだしているグレイ、
グレイの散歩コース地図、
「ねえ あけて」グレイが奏でるドアチャイム(体当たり〜)
一等好きなのは、散歩の風景。
大きな木と小さなグレイ。
素敵な暖かい挿絵の数々に、優しい気持ちになれます。
犬好きの方も、そうじゃ無い方も♪
作者の いせ ひでこさんは絵本作家としても有名です。
私が持っているのは こちら
ソフィが大切にしていた植物図鑑がバラバラに。
こわれた本はどこへもっていけばいいの?
新しいのじゃなくて、この本がいいの。
そんなにだいじな本なら、ルリユールのところにいってごらん。
ルリユールという職業があるのをこの絵本で知りました。
製本をする職人さんです。
無口なルリユールおじさんの優しさが心に沁みる絵本です。
どうしてか分からないのに、涙が少しだけ目の奥に溜まります。
2007年版「この絵本が好き!」国内絵本第一位
第38回講談社出版文化賞 絵本賞受賞
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