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実店舗の本屋さんの楽しみは
本をパラパラめくりながら選べること。
そして、本屋さんのお勧めの本の陳列を眺めること。
この本はそうやって手にとりました。
ちょっと目立つように表紙を表にして陳列されていた本。
タイトルにびっくり。
パラパラめくって読んでみると
まっすぐな人のまっすぐな生き方の本だった。
言葉にすることがうまくできません。
多くの人に読んでいただきたい本のひとつ。
他者の為の志を持った人の言葉は優しく美しい。
そしてその行動は人を動かしていく。
自分にとって大切な人を見送らなくてはならない時、
誰もが傷つきやすく、うつろになるもの。
そんな時、彼のような人が傍にいてくれたら
どんなに心強いか。
大切な人を大切に見送れた時、
どんなにか安堵し、せめてもの心の救いになるか。
そしてそれが「ありがとう」という感謝の言葉になる。
"日本で一番「ありがとう」と言われる葬儀社"を目指し
「ティアTEAR」を設立した富安社長の
18歳からの人生を描いた自伝です。
ハワイのことが知りたい。
ハワイ語を学んでみたり(意欲は満々、前途は多難♪)
音楽を聴いてみたり。
そしてやっぱり大好きな本をハワイに関する本を読んでみる。
読み漁ってみる。
図書館に通ってみる。
そんな日々の中、2冊の本に出会いました。
ハワイ、ハワイと図書館で探していて、
ふと上の棚にあった星野道夫さんの本。
そう、ハワイの上段にアラスカに関する本が置いてあったのでした。
白夜の夏と氷の冬。
そこで生きる素晴らしい人々、
生命を育む 懐深い自然を描いています。
この本を読んでいると、不思議と涙がこぼれる箇所があります。
きっと80%の人が涙しない部分で私は泣いている。
偉大さに、美しさに、涙する。
そして2冊目。
「反省文ハワイ」
なんてタイトルをつけたものだろう。と思う。
そして、最後まで読むと、なぜ山口智子さんが
このタイトルをつけたのか分かる気がする。
この本の中で、山口さんは何度も泣いている。
きっと私が星野さんの本で泣くのと同じ理由。
言葉では説明できない美しさ、偉大さ。
この本の中でも素晴らしい人々が語っている。
大地に足をつけた人のもつ、強い言葉。
イヌイットもハワイアンも白人支配を受け、
言語を消され、宗教を消された民族。
そして、今の時代、自分たちのアイデンティティを取り戻すため
言葉を、伝統を、自分が何者かを取り戻そうとしている。
そんな時代の本2冊。
私がこの2冊を同時に手にとったのは偶然かな?
偶然ではないんだろうな。
まったく違う場所、違う風土、違う人々を描いているのに
共通する美しいメッセージがありました。
美しい言葉には美しい魔法がかかっている。
愛にあふれた言葉には愛にあふれた魔法がかかっている。
深く呼吸して静かに受け取りたい。
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